台南のガイドブックは数あれど、地元で作られた日本語のガイドブックはこれが唯一なんじゃないでしょうか。
地元作ということもあって、濃厚な情報がコンパクトにまとまっていておすすめです。その名も「ディスカバー・タイナン」。
作者は台南の高級ホテル「大億ランディス」総支配人、エベリン・ウさん。
台南の中心部にある観光やグルメのスポットを、徒歩や自転車で回れるような小さなルートに分けて紹介しています。
台南はぶらぶらと歩いて楽しい街。あちこち大きく移動するより、徒歩圏にしぼって回る方がいいですね。ちなみにわたしはいつも赤崁楼の並びの福泰飯桌でごはん食べてななめ向かいの信裕軒でおみやげ買って大天后宮で休憩します。
ルートごとにテーマがあって楽しい。コンパクトなルートばかりなので、短期滞在でも役に立ちます。
有名店はもちろんのこと、観光客は気づかないような地元の名店も載ってます。食べ歩きもばっちり。
自然で上品な、落ち着いた文体もいい感じです。
初心者にもリピーターにもおすすめできる1冊です。
台南・高雄好きのあなたにこちらもどーぞ。
2015年2月 – 台南・高雄3泊4日23店食べまくり。